京都府戦歿英霊追悼慰霊祭・時局講演会
当本部が毎年恒例行事として執り行う京都府戦歿英霊追悼慰霊祭を、令和5年11月21日、本年は西陣織会館を会場として、厳粛に斎行いたしました。
本年度も昨年同様、新型コロナウイルス感染症の拡大に鑑み、やや席の間を大きくとり、感染対策に配慮しての開催となりました。
慰霊祭は、まず国歌斉唱、「海ゆかば」の合唱から始まり、室川副本部長が斎主を務め、以下神社庁祭儀部の神職のご奉仕で祭員及び伶人をお務めいただきました。また祭典中には、巫女による浦安の舞が奉奏され、英霊の御霊をお慰めしました。
慰霊祭は粛々と斎行され、斎主一拝にて終了し、その後、京都府神社庁及び京都府神社総代会と合同による、国民精神高揚運動合同研修会・神道政治連盟京都府本部時局講演会を行いました。
先ず初めに梶本部長が挨拶に立ち、戦時中京都にも実は空襲があり、その折り犠牲になられた一般市民の方々も含め慰霊させていただいていることを紹介、また、沖縄嘉数の丘京都の塔での慰霊祭、靖國神社での慰霊祭への参加を呼びかけて挨拶がありました。その後来賓を代表して当本部顧問・京都府神社庁林秀俊副庁長、前参議院議員・京都府遺族会二之湯智会長、京都府神道議員連盟園﨑弘道府議会議員、京都市会議員連盟寺田一博会長より、それぞれご挨拶いただきました。
その後、明治神宮 国際神道文化研究所 主任研究員 打越孝明先生より『昭憲皇太后の御生涯〜悲しみと慰霊の御心〜』と題し、ご講演頂きました。
第36回会員大会を開催
去る令和5年7月20日、リーガロイヤルホテル京都を会場とし、当京都府本部第36回会員大会を開催しました。
会場には府内各市町村より170余名の会員が参席し、来賓として神道政治連盟打田文博会長を始め、関係団体、衆参国会議員、京都府議会・京都市会両神道議員連盟のご代表など、多数のご臨席を賜りました。
式典は、稲本副幹事長の司会で進められ、先ずは後藤副本部長の開会の辞に始まり、梶本部長からは、昨今のコロナの状況から、本年は講演会は行わずこの後懇親会を行うことにしたこと、また、先般の統一地方選挙への協力についての謝辞を申し述べ、次は衆議院選挙があるのではないかと思われるので引き続きご支援を頂きたいとの挨拶がありました。
また、会務への功労者表彰および感謝状の贈呈式が行われました。
次に来賓の紹介があり、ご代表として神道政治連盟打田文博会長及び京都府神社庁林秀俊副庁長並びに勝目康衆議院議員、吉井章参議院議員、そして京都府神道議員連盟幹事渡辺邦子府議会議員、京都市会議員連盟副会長山本恵一市会議員より、それぞれ丁重なるご挨拶を頂きました。
次に藤森幹事長より会務報告があり、最後に室川副本部長が閉会の辞を申し上げ、第一部式典の部を閉じ、会場を移し引き続き懇親会を開催しました。
懇親会は、神道政治連盟大阪府本部衛藤恭本部長の乾杯で開宴し、会員は、それぞれ地元の議員と懇談したり、または会員相互の懇親を深め合いながら、和やかなうちに終了いたしました。
靖國神社京都府関係祭神慰霊祭
去る令和5年3月8日、恒例による靖國神社に祀られる京都府関係御祭神の慰霊祭を、御本殿にて斎行して頂いた。今回の参拝団には本部長を始め、田中京都府神社庁長にもご参列頂き、総勢29名が参加した。
靖國神社では、山口宮司様にお迎えいただき、ご挨拶頂いたあと御本殿に進み、当神社神職の方々によって、京都府出身または所縁ある73,000余柱の英霊に対し厳粛に慰霊祭が斎行された。
祭典を終え、平成23年に当本部創立40周年記念として献木させて頂いた河津桜の成長ぶりを拝見しに行った。
その御一行は靖國神社を後にし、神奈川県横浜市中区新港に所在する、海上保安庁の基地である「海上保安資料館横浜館」を見学した。
ここには「北朝鮮工作船展示館」として、平成13年12月22日に発生した九州南西海域工作船事件における北朝鮮の工作船と回収物などが、生々しく展示されていた。
沖縄京都の塔慰霊参拝
令和4年12月7・8日2日間の旅程にて、恒例の沖縄・京都の塔慰霊参拝研修旅行を実施しました。慰霊参拝団は、梶本部長を始めとして総勢23名。コロナ禍で昨年は役員のみでの参拝団でしたが、本年は久方ぶりに多くの方々を迎え沖縄県に向かいました。
沖縄・那覇空港に到着後、先ずは波上宮へ向かい、御本殿にて正式参拝を行いました。
波上宮参拝御、嘉数高台公園内に建つ京都の塔へ向かい、波上宮の職員の方にご用意頂いた斎場で、京都府出身の戦歿英霊に対し慰霊祭を斎行しました。祭典は本年も後藤副本部長が斎主を務め、祭詞奏上の後、女子神職による常永遠の舞が奉奏されました。
二日目は、太平洋と東シナ海の荒波が打ち寄せる沖縄本島最北端の岬である辺戸岬に向かいました。荒涼とした断崖からは、水平線上に鹿児島県与論島が望める岬の中心には「日本祖国復帰闘争碑」が建てられています。
アメリカの統治下にあった沖縄が日本に返還され、沖縄県になった証として昭和47年に建立されたものです。統治下にあった頃は、日本復帰を願ってのろしを上げる式典もおこなわれていたそうで、平和を祈る場所でもあったそうです。
その後、琉球神話にも語られているという、「大石林山」を見学しました。古来より聖なる地とされおり、奇岩や巨石、亜熱帯の森、大パノラマなどさまざまな表情を見せる大石林山は「やんばる国立公園」に指定されており、壮大な大自然を楽しみました。
京都府戦歿英霊追悼慰霊祭
去る令和4年11月16日、恒例による京都府戦歿英霊追悼慰霊祭を、リーガロイヤルホテル京都を会場に、厳粛に斎行いたしました。
本年度も昨年同様、新型コロナウイルス感染症の拡大に鑑み、やや席の間を大きくとり人数を制限しての開催となりました。
慰霊祭は、まず国歌斉唱、「海ゆかば」の合唱から始まり、室川副本部長が斎主を務め、以下神社庁祭儀部の神職のご奉仕で祭員及び伶人をお務めいただきました。祭典中には、巫女による浦安舞が奉奏されました。
慰霊祭終了の後、京都府神社庁及び京都府神社総代会と合同にて、国民精神高揚運動合同研修会・神道政治連盟京都府本部時局講演会を行いました。
先ず初めに梶本部長が挨拶に立ち、その後来賓を代表して京都府神社庁副庁長・当本部顧問の林秀俊様、京都市会神道議員連盟副会長の山本恵一先生にそれぞれご挨拶いただきました。
その後、明治神宮 国際神道文化研究所 主任研究員 今泉宣子先生より『明治神宮の戦後復興〜占領政策から復興奉賛まで』と題し、ご講演頂きました。
京都府神道議員連盟・京都市会神道議員連盟合同研修会
去る令和4年4月19日、京都府神道議員連盟及び京都市会神道議員連盟と当本部役員との合同研修会・懇談会を行いました。 当本部では平成22年、創立40周年を機に、全国に先 駆けて京都府議による神道議員連盟が結成され、その後京都市会でも神道議員連盟が結成されました。
研修会では、梶本部長の挨拶に続き京都府神道議員連盟近藤会長、京都市会議員連盟寺田会長より、それぞれご挨拶を賜りました。引き続き研修会として、神道政治連盟打田文博会長より「神政連の活動と憲法改正」との演題で講演がありました。
京都府戦歿英霊追悼慰霊祭斎行
去る令和3年11月19日、恒例の京都府戦歿英霊追悼慰霊祭を、ホテル京都ガーデンパレスを会場にして厳粛に斎行いたしました。
本年度も、新型コロナウイルス感染症により、席と席の間を大きくとり大幅に人数を制限しての開催となりました。
慰霊祭は、まず国歌斉唱、「海ゆかば」の静かな合唱から始まり、斎主を室川副本部長が務め、以下神社庁祭儀部の方々のご奉仕で祭員及び楽人をお務めいただきました。また、祭典中に朝日舞が厳かに奉奏されました。
慰霊祭終了の後、昨年は開催を断念した時局講演会を行いました。今年はいわゆるコロナの第5波が急激に収まり、感染者数が落ち着いていたため、参議院議員の山谷えり子先生をお招きしての開催となりました。
講演に先立ち、梶本部長が挨拶に立ち、その後来賓を代表して府議会議員の渡辺邦子先生、市議会議員の寺田一博先生、そして、明年の参議院選挙に立候補が内定している吉井あきら先生にそれぞれご挨拶いただきました。
その後、山谷えり子先生より「夫婦別姓の問題点」と題し、約90分に亘りご講演頂きました。
沖縄京都の塔慰霊祭と創立50周年記念研修会
一昨年より続く新型コロナウイルス感染症は未だ収束の兆しは見えず、本年50周年の佳節を迎える当会は、昨年の沖縄慰霊にて波上宮に女子神職祭典用装束を寄贈する事業を行いましたが、その後記念研修旅行を企画するも、コロナ禍のため断念しました。そして様々考慮の上、今回の令和3年度沖縄京都の塔慰霊の旅と併せて周年研修旅行を行うこととし、例年一泊二日の行程を二泊三日として、長崎方面にも足を伸ばす旅程となりました。
沖縄京都の塔慰霊参拝団及び創立50周年記念研修旅行は、去る令和3年12月7日〜9日の二泊三日で実施され、梶本部長以下20名が参加しました。
当日朝、伊丹空港で参加者は集合し、沖縄・那覇空港に到着後、昼食をはさみ波上宮に参拝、御本殿にて正式参拝を行いました。その後、嘉数高台公園内に建つ京都の塔へ向かい、波上宮の職員の方にお手伝い頂いて舗設された斎場で、京都府関係戦歿英霊に対し厳粛に慰霊祭を斎行しました。斎主は後藤副本部長が務め、祭詞奏上の後、女子神職による朝日舞が奉奏されました。
その後、梶本部長以下参列者は、玉串を手に取りそれぞれの思いを胸に拝礼されました。
二日目は、周年研修のため早朝より空路で長崎県に飛び、長崎港より船に乗り換え今回の目玉である軍艦島への上陸を試みましたが、生憎波が高く上陸が叶わなかったのは残念でした。クルーズ船より平成27年に世界遺産に登録された軍艦島(端島)の全貌を眺めて帰港しました。その後、軍艦島を望む高台に建つ「長崎市軍艦島資料館」へ赴き、当時の軍艦島の繁栄を伺う数々の資料を拝観し研修を深めました。
翌日は、先ずは長崎鎮西諏訪神社にて正式参拝を行い、その後「平和記念公園」「原爆資料館」「グラバー園」などを見学研修し、長崎空港より帰路につきました。
創立50周年記念大会 安倍前総理来る
当神道政治連盟京都府本部では、去る7月5日リーガロイヤルホテル京都を会場に創立50周年記念大会を開催しました。巷間では新型コロナウイルス感染症第四派が収まり、京都府の緊急事態宣言も6月20日で解除された、後から考えれば波と波のあいだのちょうどよいタイミングの開催でありました。
しかしながら、今回と同じく安倍晋三前総理をお招きし2,000人以上の参加者を集めた10年前の40周年式典を考えれば、今回は260名ほどに絞らねばならなかったことは、感染症が収束しない今にあっては致し方のないことではありますが、やや寂しい記念大会となりました。
さて、記念大会は稲本副幹事長の司会により午後1時に始まり、国旗儀礼の後後藤副本部長が開会の辞を述べました。その後神宮遙拝等の諸儀を執り行い、梶本部長が、コロナ禍の中にもかかわらず節目の大会にお集まり頂いた来賓、会員に謝意を述べました。
次に京都府本部より功労表彰及び感謝状の贈呈が行われ、代表として菅原院天満宮責任役員 田中義二氏に功労表彰状が、女子神職会六人部美恵子会長に感謝状がそれぞれ贈呈されました。
次に来賓紹介ののち、本来「京都府神道議員連盟」が本年の神政連中央本部の式典にて表彰される予定でありましたが、コロナ禍により式典が中止されたため、この場にて神道政治連盟 打田文博会長より京都府神道議員連盟 近藤永太郎会長に対し、感謝状が贈呈されました。
次に、来賓を代表して神道政治連盟 打田文博会長、京都府神社庁 田中恆清庁長、自民党京都府支部連合会 西田昌司会長、参議院議員 山谷えり子議員より、それぞれ懇篤なる祝辞を頂戴いたしました。
その後、林秀俊副庁長の先導にて聖寿萬歳が行われ、室川副本部長の閉会の辞にて式典は終了いたしました。
第二部は、前総理大臣である自由民主党安倍晋三衆議院議員にわざわざご来京いただき、「今後の政治課題と憲法改正」と題し約1時間に亘ってご講演を賜りました。安倍政権時代の成果とともに、解決できなかった憲法改正を始めとする諸問題について、これからどう対処してゆけばいいのか、丁寧に分かり易くお話しいただきました。
こうして、コロナ禍中の記念大会でしたが、混乱もなく無事終了いたしました。
靖國神社京都府関係祭神慰霊祭
去る令和3年3月29日、当本部では梶本部長はじめ、役員委員が靖國神社に参拝し、御本殿に於いて「京都府関係祭神追悼慰霊祭」を斎行いたしました。
例年、広く神社関係者及びその家族にご案内し催行していたこの行事ですが、昨年は残念ながら中止のやむなきに至り、今年こそはと対象者を役員及び各委員会委員に限定し募集したところ、それでも19名という参加があり、粛々と慰霊祭を斎行させて頂きました。
一行は、新幹線で品川に向かい、貸切バスにて靖國神社に到着。修祓の後、御本殿に昇殿。靖國神社神職のご奉仕により「京都府関係祭神追悼慰霊祭」を斎行し、梶本部長及び林秀俊副庁長が玉串を奉奠いたしました。
無事祭典を終了し靖國神社をあとにした一行は、バスにて明治神宮に移動、明治神宮御神前にて正式参拝を行いました。
昼食後、開館間もない明治神宮ミュージアムを見学、貴重な宝物の展示を堪能させていただきました。御苑の散策では、花菖蒲田で百五十種もの原種が栽培されている十六枚の広大な菖蒲田を拝観。宝物殿(中倉)では、折しも開催中の神宮の杜芸術祝祭の彫刻展を拝観させていただきました。
今回は、常にマスク着用で、食事の場でもアクリル板で隔てられ、懇親もままならないなど、不自由で制限の多い中での、例年とは異なる慰霊参拝団となりましたが、来年はもっと多くの参加者で慰霊祭を斎行出来ることを願うばかりです。